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自然の現象
ありのままのすがた。古代ギリシャの哲学では、自然とは他の力によるものではなく、自らのうちに資源を持ち、生成変化するものの意という解釈です。その現象は、人が感覚によって捉えることのできるいっさいのものごと、出来ごと、姿、景色などです。人が自然の現象を表現するときは、主観を通した、千種万様の形式として置き換わります。
ジャムダニ : Jamdani
それは古代より、モスリン生地に幾何学や花のデザインを織ったものを指します。ジャムダニは通常サリーを意味しますが、ジャムダニのスカーフ、クルタ、ターバン、スカート、ハンカチーフ、スクリーンやテーブルクロスなどもあります。17世紀には、ジャムダニの生地で仕立てたドレスもありました。ムガール帝国が衰退するにつけて、特別のジャムダニ生地はネパール地方のドレス「ランガ=ranga」として織られるようになりました。 ジャムダニの語源は定かではありません。広く信じられているのはペルシャ語の「ジャマ=jama」、これは布を意味し、「ダナ=dana」はブチ=buti(おそらく小花模様)、あるいは菱形紋様を意味します。したがってジャムダニは、菱形紋様の布を指して言うこともできるのです。それはおそらく、モスリム(イスラム教徒)によって伝えられたジャムダニ織りが、長い間、彼らの独自の産業だったからでしょう。
なにかのアクションを起すことを縁起というそうで、縁はひとつの現象が次々と影響しながら連鎖してゆくものですから、人と人を結ぶつながりや関係、めぐり合わせのようなものです。「縁に連るれば唐のもの」とはまさにこのこと、なにかの縁で思いもかけぬようなものと関係が生じる意味です。ところで縁は和風の建築で部屋の外側に付けた板張りの床で、内と外の関係を結ぶ空間をいいます。
いつの日か
いつの日か……きっと、子どもの心はまっすぐに、時は不定であっても成し遂げられるであろう希望が込められていました。おとなになるにつれ、絶望的な意味合いの強くなるこの表現は、ときとして便利に使われます。だれにもわからない、果たされる義務のない、たまさか思い出すことあればと、いずれもぼんやりと魂の抜けた言い方ですね。